体外受精では、卵子にふりかける精子数は約10万個必要です。採精(精子採取)は、原則として採卵当日です。精液を採取する前2日間は、清潔な精液を採取するために抗生物質を服用します。
体外受精では、卵子にふりかける精子数は約10万個必要です。採精(精子採取)は、原則として採卵当日です。精液を採取する前2日間は、清潔な精液を採取するために抗生物質を服用します。
射精直後の原液精子には、運動性の弱い精子も含まれています。このため、受精率を高くするために、精子の調整を行います。
具体的には、精子を遠心分離機にかけて濃縮洗浄します。元気のよい精子だけがピックアップされ、調整後の精子は運動率が向上します。
運動率の低い精子が多くみられます。
運動率の高い精子がほとんどです。